1993年5月。ラテン語で「至上かつ最高」の意味を持つ「スープラ」が誕生した。

「ロングノーズ・ショートデッキ」「ワイド&ロー」というスポーツクーペの黄金比をトヨタ流に表現したこの車は、リリース直後から大きな話題となり、クルマ好きの心を鷲掴みにした。

心臓部に3L直6ツインターボの2JZ-GTEを搭載し、ミッションは当時の国産乗用車としては初となるゲトラグ社製6速MT、17インチタイヤホイール、大径ブレーキ、専用スポーツABSなど数々の先進装備を搭載し、90年代の「スポーツカー黄金期」をライバル達と共に牽引した。

今も大人気のJZA80スープラ。ハンドルを握る手に、踏み込むアクセルに、体に感じる振動に「至上かつ最高」を感じるだろう。直接体感しなければ分からない「スープラ」を…