Fun2Driveの日常・非日常

「ハコスカR仕様レンタル」および「歴代GTR乗り比べツーリング」休止のお知らせ

2011.12.30 | トピックス, 特別企画

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、弊社のレンタル車両であるハコスカR仕様およびBNR32V-specIIが、お貸出中それぞれ個別で単独事故に見舞われました。幸いな事に怪我人は一切なく、関係者一同ホッとしております。またBNR32V-specIIは比較的軽傷で、来月中旬には復活する見通しとなっております。しかしながら、弊社看板車両であるハコスカR仕様につきましてはかなりの重傷で、現在保険会社の方とどのように修復すべきか話を始めた段階です。これに伴い「ハコスカR仕様の個別レンタル」および「歴代GTR乗り比べツーリング」については暫く休止せざるを得ない状況となりました。

正直なところ、今回の事故について関係者一同大きなショックを受けております。それは、私共が最も愛情を注いで仕上げてきた看板車両が事故に見舞われたこともさることながら、それ以上に私達が最も重要と考え実施してきたはずのリスク管理においても事故が起こってしまったことです。節度ある運転をしていただけるように会員制やチェック機能を導入し、最低限の運転技術を担保するために各車両およびイベント毎に利用条件を設定、また冬季の運転については凍結しやすい場所を事前に調べてしっかりと説明をすることで事故リスクの低減に努めてまいりました。しかしながら、それでも事故は現実として起こりました。

車好きにとって、クルマ遊びはとても楽しいものです。ですが、健全性を担保できなければそれを継続していくことはできません。では、fun2driveは今後どうしていくべきなのか。一番簡単で短絡的な解は、こういったリスキーなサービスを一切打ち切るということです。しかしながら、それは私共がモットーとして掲げる「車好きは、クルマ遊びをあきらめない」に相反します。私共は、あくまでクルマ遊びをあきらめないことを前提に、「誰もが無理なく参加できる、健全で楽しいクルマ遊びの場」の実現を目指していきたいと考えています。

開業して約半年、順調に立ち上がってきたこの早い段階で許容できる範囲のこの事故に巡り合えたことは、むしろ幸運で、fun2driveが乗り越えるべき試練であると前向きに捉えています。今回の事故を教訓に、「健全性」について考え抜き、その実現に向けて取り組んでいきたいと思います。

今年は本当に色々とありましたが、この経験を糧に来年は更なる飛躍に繋げていきたいと考えております。まずはハコスカの復活とラインナップの充実、そして「◯◯乗り比べツーリング」のシリーズ化や、その他楽しいイベントの企画・提案を進めてまいります。まだ駆け出しで至らない面が多々あるかと思いますが、鋭意努力し、皆様の期待に応えていきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。